「お前が私から盗んだものを返してもらう。それまでは逃さない」
ドラゴンの言葉がわかるチート能力のおかげで騎士団に所属していた、赤い瞳の半魔族の騎士、カイル。田舎町でつつましやかに暮らしていたカイルは、かつては恋人だった美貌の貴族アルフレートと再会する。
少年時代、孤児のカイルを慈しんでくれたアルフレートを、裏切って別れた過去を持つカイルは、辺境伯となった彼との再会を喜べず……。
一方、氷のような目をしたアルフもカイルに冷たく告げるのだった。
「お前が私から盗んだものを返して貰おう」と。
過去の恋人に恋着する美貌の辺境伯と、彼から逃れたい半魔の青年の攻防。
※ムーンライトノベルにも掲載しています
※主人公が攻以外にも手を出されたりしますので苦手な方はご注意!
※受け攻め両方、直接描写はありませんが女性の恋人が過去にいたりします。
※一瞬女性同士の絡みがあります
表紙は猫巳屋様(@neco3ya_TM )に有償で描いていただきました!
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