父と子と先生と。
熟男と呼ぶにはまだまだ早い、柾 匡介37歳。独身。教師。ゲイ。
クラスの問題児?中村 正樹16歳。彼女なし。多分ノンケ。
担任と一生徒のはずが、自分はファザコンだと打ち明けた正樹の押しに負け、ついに関係を持ってしまう。どんどん正樹を好きになっていく匡介だったが、教師と生徒という立場の二人が何の障害もなく上手くいくはずなどなく、問題を起こした正樹を引き取りに来た父、薫と匡介は16年ぶりに再会を果たすことになる。
しかしこの薫こそが匡介のトラウマの元凶であった。
二人の男に板挟みにされた匡介の出した結論とは……
※こちらの小説は、以前投稿した同題名のものに加筆修正したものになります
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