顔も頭もそこそこよかった俺は、みんなの注目の的だった。別に、俺が仕組んだわけじゃないし、なりたかったわけでもない。
両親だってずば抜けて、顔がよかったわけじゃない。だから、父さんは母さんが浮気をしたんだって言って、出ていこうとしたけど、
「私が、好きになったのはあんただけなのに…なんでわからないの!?」
って母さんが泣き出したために、ほっとけなかったらしい。なんやかんやで、俺を生んで17年。何事も無かったように過ごしていた。
まあ、そんな日々がいつまでも続くわけもなく、母さんが倒れた。父さんは俺のせいだって言ったけど、正直俺はどうでもよかった。
母さんが入院してる間も、一応世話しに行ってたし、何も悪いことはしてなかった。まあ、ちょっとは遊んでたけど…
ある日、俺は刺された。誰かに恨まれた記憶もない。まぁ、好きな人もいない、親には嫌われるなんて言う、最悪な人生だったから、そこまで、思い残すことはなかったけどね。
少しづつ閉じていく瞼に、ほんとに死ぬんだなって思って、笑ってしまう。閉じた瞬間感じるのは眩しい感覚…手も動くし、足も動く。もしかして、まだ生きてる…?
「オギャ…オギャーー!!」
声が出ると思ったら、俺赤ん坊に戻ってんじゃん。コイツが母さんかな…おっぱいデケェ…じゃなくて。
「今回も男か…まあいい。こいつを殺すかは、才能で決める。こいつに才能がなかったら、お前も一緒に死刑にするからな。」
起きて最初に、この言葉を言うかよ…またもや誰かに殺されるかもしれないけど…
俺、転生しました。
これ書いてた作者のシュンです。
Twitter消してしまって、メールアドレスも変えてパスワード忘れて、入れなくなりました。馬鹿です。結構言われます( ˙-˙ )
ということで、こっちで書いていこうと思います。良ければ把握お願いします。
前に書いていたものをちょっとずつこっちに移していきまーす
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