『俺には…お前だけだ』
思わせぶりな態度をとった樹を、初めて意識した。
……でも、自分の気持ちに気付いた時には、もう───手遅れだった。
高校卒業後。
未だに樹への想いを吹っ切れずにいた僕は、就活も手につかず、燻った毎日を送っていた。
そんなある日、高校時代の悪友、東生に呼び出されて……
*女性登場あり。
*リアル傾向寄り。
*回想シーンが多めです。
*タグの確認お願いします。
──高校時代。
よく連んでいた仲間との間で起きた、小さな出来事。それがやがて、それぞれの運命に導かれていく。
これは、バームクーヘンエンドか。
×××
アクセス、♡、☆、ありがとうございます。
切なさを感じて頂けたら、幸いです。
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フジョッシー様 「セリフ縛り」BL小説コンテスト応募作品を、条件をそのままに改訂。
条件:下記キーワードを2つ以上使用。→AとCを使用。
《キーワード》
A:「俺には…お前だけだ」
B:「そういうとこ、好き」
C:「本当に嫌だと思ってる?」
D:「そこまで言うならやってみてよ」
E:「…俺、今お前に殺されかけた……」
F:「俺の身体って、全部お前でできてるんだな」
その辺りも楽しんで頂けたらと思います。
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