近藤誠一郎、29歳は疲れていた。
昼夜を問わずの社畜生活。
現状を打破する事も出来ず、ただただ働いていた日常がある日、聖女召喚に巻き込まれ異世界に飛ぶという大事件を持ってして一変…はしなかった!
社畜根性の染みついた誠一郎は、異世界でも王宮経理課にて働く決意をしてしまう。
しかしこの経理課、身分の高い者達のとんでも予算をただ判子を押すだけの別名『横流し課』であった。
特に魔力の多い者の集まる『第三騎士団』の予算申請が酷い!
某IT企業経理課課長補佐だった誠一郎が、それを許せずはずも無く、王宮財政の立て直しに乗り出す。
KADOKAWA様から、『異世界の沙汰は社畜次第~聖女召喚改善計画~』というタイトルで2/28書籍化いたしました。
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