「華月、蓮花に薫る」
「いらっしゃいませ。当廓、華月へようこそ」
見渡す限りの瓦礫や朽ちたビルが立ち並ぶ地区を過ぎ、大きな区門を潜ればそこには一欠片の夢がある。
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「華月、雅と歌ひて」の続編になります。
完結後の今でも読んで下さっている方がおられる為、感謝の気持ちを込めて雅と蓮の行く末を書いていこうと…。
初めての方はどうぞ、「華月、雅と歌ひて」からお読み下さい。世界観はそちらでご理解いただけるかと思いますので。
本当は消してしまうつもりのお話でしたが、お時間の許される方はどうがごゆるりとお寛ぎください。
男娼/廓/未来の日本/R18/本当の恋/etc..