別れの時まで…
「長くて…あと3年でしょう。」
そう医師から告げられたのは中学卒業の時だった。
誰かに迷惑をかけるくないなら…。
このまま死んでしまった方がきっといい。
大切なもの,本当に欲しいもの…いつだって手は届かないんだ。
余命3年と伝えられた森山遥。
誰からも望まれず1人死んで行くのだと呆然と考えていた。自分の命への執着のない遥は残された時間を大切な人といようと思い受験で受かった学園へと行った。
月宮学園
全寮制の男子校。
中等部,高等部があり外部からの編入も多い。
全国的に有名で外国からの編入生も少なくはない。
忘れられた記憶。黒く染まった過去。
誰も知らなかった真実。
たくさんの思いが交差し交わる。
黒猫は不幸の象徴?
それとも幸せの象徴?
誤字脱字が多いけどあんましなおさないと思うからそれがダメな方はバックでお願いします。
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