父の浮気が発覚し、親は離婚。
そのショックからか、母は変わってしまった。
暴力や暴言を浴びせられる日々。
心も体もズタボロで、もう限界。
それでも守りたいものがあった。
たったひとつの大切なものを守るため、全てを投げ出して、狭い檻から逃げ出した。
行く宛もお金も食べ物もない。
期待なんてはじめからしていない。
正直、これさえ守ることが出来ればなんでもいい。
大事なものを失わないため、今日も俺は、夜の街へと足を踏み出す。
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18禁。
流血表現、性的な描写が出てきます。
閲覧の際は、これらが大丈夫な方のみどうぞ。
※この物語は作者の妄想であり、完全なるフィクションです。
誹謗中傷、クレーム等、一切受け付けません。
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