兄の離婚

著者 : 須宮凜子

市役所に勤める藤峰真人30歳には、子どもの頃に両親の再婚で兄弟になった2つ歳上の兄・亮治がいる。いくら血の繋がりのない兄弟とはいえ、あまりにも正反対の2人は一定の距離を保ちつつ、大人になってからも普通の兄弟のようにまあまあ仲がいい。

ある夜、真人は久しぶりに兄から飲みに誘われ、離婚したとの報告を受ける。前より元気のない亮治のため、真人はこれまで兄夫婦に任せきりだった両親の結婚記念日を兄と一緒に祝ったり、離婚原因を問い詰めてくる両親を一喝したりと、今までより積極的に兄に関わろうとするのだった。

そんなある日のこと、真人の職場に母から一本の電話がかかってくる。それは亮治の様子がおかしいので、亮治の住むアパートまで様子を見に行ってきてほしいという内容のものだった。

母の言う通り、亮治のアパートへと向かった真人。雨の降りしきるその夜、真人は亮治の部屋に泊めてもらうことに。そして夜中にふと目が覚めた真人が目にしたものは、衝撃的な光景だったーー。

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※性描写ありの予定ですので、そういったものが苦手な方はご注意ください。
※久しぶりの新作です。初の兄弟モノ!(^◇^)内容は若干暗め……の予定です。

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