Uに黒白

※一部、桃色成分の(18禁)の描写あり。苦手な方、未成年の方はご注意下さい。
※この物語は、フィクションです。実際の人物、団体とは一切関係ありません。また、犯罪を肯定、助長するものではありません。
※Uに癇癪の続編ではありません。

オメガバースの世界。

『またあの夢か…。』
『…綺麗に、綺麗にしなきゃ。僕が汚いってバレちゃう。みんなに、みんなに僕が汚いって知られちゃう。馬鹿にされる。』
『…午後三時から三時間コースを御予約のヒミ様、でしょうか??』

八年前、とある出来事から行方不明になったαと望まれぬ番のΩになり、βのフリをして生きる大学生・真白。

『…じろじろ見るな、貧乏人。』
『ああ。氷に見ると書いて氷見だ。氷見恭二という。』
『ホテルだ。』

αで金持ちでありながら、バイトの真白を指名し続ける謎の男、氷見。

だが、αの男には隠れた一面があり…??

『…延長、しませんか??』
『…すまない。…本当に、申し訳ない。』
『…愛しているよ、真白。』

…臆病で、歪で、どうしようもない不毛な恋愛だと思った。

Uに黒白

ミステリアスな金持ちα×わけあり番済みの貧乏大学生Ω

噎せ返るように暑い、夏の日のことだった。

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