溺愛先生

「なつき、おはよ」

隣に住む、七つ上の翔くんに溺愛されて、困ってます。

「ちょっ、翔くん!離れてよ!暑苦しい」

「今日も可愛いよ。さあ、服を脱ごうか」

「いやだってばっ」

いつもどうりに今日が始まる。鬱陶しいななんて思いながら、一蹴りする。

嬉しそうな笑みを浮かべるコイツは絶対に変態

「翔くんのせいで遅れるじゃんか」

「俺が連れてってあげるから、大丈夫だよ。でも、俺を好きって言ってくれたらね?…」

「翔くん何て、大っ嫌い」

せっせと寝巻きから制服に着替えて、下に降りる。少し悪いことしちゃったから、後で謝っておこう。と思ったけど、翔くんが凹むと大変なことになるって、思い出した僕は急いで自室へ戻る。

「夏樹に嫌われた…夏樹に…嫌われた…」

「今さっきは、ごめんね。翔くん一緒に学校行こ」

「うん!じゃあ外で待ってるね」

美形でいじわるだけど優しくて甘いこのクソ教師と僕の物語

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