ミレニオ・プリマヴェーラ

著者 : 永倉ミキ

七歳年上の従兄弟、上田誠司(うえだせいじ)を慕う大学四年生の吉野千春(よしのちはる)。
千春は、ある日、「誠司が結婚する」と母から聞かされる。
ショックのあまり呆然としたままアルバイト先のカフェに向かうが、その途中、改装工事をしていたファミレスの前で台車に足を取られて転んでしまい……。
助け起こしたのは有栖川(ありすがわ)という男で、彼は目の前のファミレスチェーンの経営者だった。

絶望的な恋と先行き不安な就職。そこに現れた非の打ち所のない救世主のような人。
何を選び、何を諦めれば千春は幸せになれるのか。

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カッコイイ当て馬を書きたい! という謎の衝動で書いて、下読みをしてくださった方全員を「攻めはどの人?」と困惑させました……( ;∀;)

溺愛は正義。
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

※ 今回も表紙はShivaさん(@kiringo69)にお願いしました。いつも私が望む以上の最高に美しい表紙にしていただき感謝しかありません。本当にありがとうございます(//∇//)

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